コレクション: ARCHIVIO J.M.RIBOT

デザイナーの意向により、実店舗のみでの販売となります。
詳細については、お気軽にお問い合わせください。

ARCHIVIO J. M. Ribot は、Karim Fares による、過去と現在をつなぐ研究プロジェクト。
時間の流れを感じさせる2つのコレクションを軸に、衣服に刻まれた記憶を紡ぎ、新たな命を吹き込む。

○ Archivio J.M. Ribot
古い生地やボタンを用い、すべて手作業で仕立てられる限定コレクション。
時代を超えて受け継がれた素材に、新たな物語を重ねることで、唯一無二の存在へと昇華する。

○ RIforma
20世紀初期の衣服のパーツを組み合わせて生まれる一点もののコレクション。
それぞれのパーツが持つ歴史や触覚記憶を尊重しながら、新たな形を見出す試み。


これらの作品には、時間の重なりが刻まれている。
アンティーク生地や年季の入ったボタン、縫い糸の一本に至るまで、細部に宿るのは長年の研究の結晶。
オーバーロックミシンを使わず、伝統的なゆっくりとした縫製技術で仕上げられたアイテムたちは、すべて手作業による一点もの。

ファッションの移ろうトレンドを超え、衣服が本来持つ役割と意味を取り戻す。
時を重ねた素材の不完全ささえも、ひとつの個性として捉え、真の価値を見出すための衣服。

それは、一生を共にするための服。
そして、時を纏うという選択。