MARIA RUDMAN|An Encounter in Paris
MARIA RUDMANのブレスレットに初めて出会ったのは、2010年頃のパリだった。
あるブティックで、Rick OwensやCarol Christian Poellのドレスを着た女性が、レザーのブレスレットを手首から肘のあたりまで幾重にも重ねていた。その重ね方に目を奪われ、誰の作品なのか尋ねると、MARIA RUDMANのものだと教えてくれた。
BORDEAUXでも紹介したいと思い、そのことを伝えると、次のパリ買付に合わせてショールームへのアポイントメントを取ってくれた。
約3か月後、Mariaさんを初めて訪ねた。当時のショールームは、パリのThe Swedish Clubにあった。
Mariaさんは、ひと目で惹きつけられるような存在感がありながら、とても温かな人だった。話しているうちに、僕が身につけていたネックレスに気づき、「SHARE SPIRIT?」と声をかけてくれた。
それは、片野光さんが僕のために制作してくれたネックレスだった。Mariaさんも以前、東京で光さんのお店を訪れ、直接会って話をしたことがあるという。
僕は2004年からBORDEAUXでSHARE SPIRITを紹介していて、光さんとはパリでもよく一緒に過ごしていた。
思いがけないつながりに、話が弾んだ。
その日のうちに、MARIA RUDMANの作品を初めてオーダーした。
以前は、Mariaさんと年に少なくとも2回はパリで顔を合わせていた。ショールームで作品を見せてもらうだけでなく、一緒に食事をしたり、お茶を飲んだり。そんな時間を長く重ねてきた。
2018年にはMayaと一緒にショールームを訪ねた。

その後も交流は続き、2024年6月にはMariaさんとJAN-JAN VAN ESSCHEのパーティーへ行き、JJとPIETROに紹介した。
ブレスレットは、出会った頃から少しずつ買い足してきた。当時のものも今なお身につけていて、旅先でも日常でも、自然と手が伸びる。年月とともに変わっていくレザーの色や質感も好きで、一本一本に愛着がある。

Mayaも、JJも、PIETROも、BORDEAUXのお客さんたちも、それぞれの装いでMariaさんの作品を身につけている。
ZENJUN / BORDEAUX