JAN-JAN VAN ESSCHE|What Remains

JAN-JAN VAN ESSCHE|What Remains

JAN-JAN VAN ESSCHE(JJVE)の服を
初めて見たとき
遠くからでも、良い服だと感じました。

生地、色、シルエット。
服が置かれている空気や
そこにいる人たちまで。

ひとつひとつではなく
そのすべてがつながって
ひとつの世界に見えたのだと思います。

服を見るとき
最初に目に入るのは
生地と色、そして全体の佇まいです。

そこから近づき、触れ、袖を通す。

風合い、縫製、ディテール。
身体が動いたときのドレープや透け方。

遠くから感じたものを
近くで確かめていきます。

JAN-JAN VAN ESSCHE at BORDEAUX

Not made to be understood quickly.
Made to be lived with.

JJVEのシルエットにある余白は
装飾ではありません。

身体の動きや呼吸、日々の所作を
自然に受け入れる余白があります。

着る人が服に合わせるのではなく
服のほうが、その人の身体や生活に
少しずつ馴染んでいく。

着て、動き、洗い
季節を重ねる。

何年か経った服を見て
新しいときより良いと思うことがあります。

着ているというより
少しずつ身体の一部になっていくような感覚。

昔のJJVEを着ていると
服をよく知る人から
「それ、いつの?」と聞かれることがあります。

長く見ていても
飽きることがありません。

何度見ても
まだ新しい発見がある。

変わらないものがあるからこそ
見るたびに
違うものが見えてくる。

最初に感じた世界は
今も変わらずそこにあります。

すぐに惹かれる服と
長い時間を経ても残る服は
少し違う。

JJVEの服には
着る人の生活に入り
時間を重ねて
はじめて見えてくるものがあります。

To wear it is to carry time.

BORDEAUX

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